Onihime クロアカ 180cm(1本)
Onihime クロアカ 180cm(1本)
【商品説明】
エビのアタリを手で感じてオニヒメのフッキングゾーンで確実に獲る。タイのエビ釣りトーナメントで通用するプロフェッショナルモデル。
【従来のタイのエビ釣りについて】
一般的にタイ人が愛用している高級釣竿は、全体的に柔らかく設計されており、ウキが沈みエビが餌を触っている状態で竿をしならせ、エビが針にかかっているか釣り竿のしなり具合で慎重に判断してフッキングをする方法が主流です。
これは針を一本しか使えないタイのルール(台湾とベトナムは針が2本)では非常に合理的で、多くのトーナメント参加者がこの方法を採用しています。
しかし、実際にこのフォームで釣りをすると、釣竿が全体的に柔らかいので硬いエビの口にフッキングの力が伝わりにくいというデメリットがありました。一度かかっても刺さりが甘いのでポロッとエビが外れてしまうのです。
また、釣れた後によく引いて面白いのですが、釣り場が混み合っている時には隣の人に引っ掛けてしまうリスクがあります。
従来の高級釣竿のメリット
・竿のしなりを使ってエビを確認出来る。
・釣れた時によく引いて釣りとして面白い。
従来の高級釣竿のデメリット
・フッキングの力が甘い。
・エビが暴れて横の人に絡まるリスクがある。
【Onihimeの理論】
そこで「Onihime クロアカ」では、アタリを感じる部分とフッキングを行う部分を明確に分ける設計を採用しました。これにより、アタリを確実に感じ取りつつ、フッキングの力を最大限に活かすことができます。
まず、アタリを感じ取る部分は、従来の柔らかさを残しつつ、水中で針がエビのどの部分に当たっているかがはっきりわかるように設計されています。回転トップの設計やカーボン素材の高感度、さらに手元のアルミグリップまで伝わる伝導性が、この感度をさらに高めています。
エビ釣竿は通常、4本継ぎになっており、先端から順に#1、#2、#3、#4と呼ばれます。従来のタイの高級釣竿では、フッキングを行う際、実際に針先に力が伝わるタイミングが#3や#4に近い部分で発生します。この遅れが原因で針が外れてしまうことが少なくありません。
そこで「Onihimeクロアカ」では、Onihime独自のフッキングゾーンを作りました。具体的には#1でエビのアタリを取り、#2のフッキングゾーンで針を掛ける。#3でエビが外れないようにクッションの役割を作り、#4で力を分散させて抑えるという、カーボンブランク1本ごとに役割を作る考え方です。
【デザイン】
デザインと耐久性を兼ね備えた四軸カーボンをブランクに重ね合わせ、装飾と視野性を目的に明るめのレッド塗料に輝きを持たせた粒子で仕上げました。ブランクのホワイト色の文字入れに合わせて、グリップ部分のロゴもホワイトで統一感のある仕上がりにまとめています。
【仕様・重さ】
34〜56gの中でサンプルを何度も調整し、最終的に43gにまとめました。長時間使用しても手が疲れない、フッキングの際に軸がブレない絶妙なバランスです。仕舞寸法48.5cm。最大800gのモンスター級のエビに対応。
【仕掛け】
仕掛け:10g〜30g
ライン:0.8号〜1.2号(1号 4lb DIA0.165mm推奨)
お勧めの釣り場:バンコク・(チェンマイの一部の池)
タイでは全ての釣り場で180cm規制が採用されており、180cmが使用可能最大サイズです。特に大型の池が多いバンコクでは180cmが主流となります。※160cmの方が短い分物理的に感度が高いです。基本的には160と180の2本持ちをお勧めします。
※ご購入された商品のお客様への発送は現在2025年6月下旬を予定しております。一つ一つプロの職人が手作りで製作しておりますのでお時間がかかることをご了承いただけましたら幸いです。オーダーをいただいた順にお送りいたします。