ブランド名に隠されたコンセプト

----ブランドコンセプト----

「メーカーが量産しない圧倒的ハイエンドモデルを圧倒的に安い価格で」をコンセプトに、文字通り一切妥協しない最高のモデルで駆け上がる日本のエビ釣り専門ブランドOnihime。読み方はそのままオニヒメと言います。

オニヒメとはタイ原産の世界最大の淡水エビの和名 (オニテナガエビ) と姫を合わせた造語です。鬼は恐れられる強者。姫は美しいプリンセス。怖くて美しいプリンセスという名の下、圧倒的なクオリティと美しい見た目を表現します。 

-------裏コンセプト-------

オニヒメの裏コンセプト。それは、美しさと表裏一体の鬼のように怖いプリンセス(パートナー)に購入の説得を出来るブランドです。

ブランド名に隠された裏コンセプトにつながる話として、一見高価に見えるオニヒメのエビ釣竿が、何故、圧倒的に安い価格と言えるか。「安い釣竿と高級釣竿の違い」の話をしましょう。

まず、エビ釣り竿は釣り竿の本体・ブランク部分と手を握るグリップ部分の二つで成り立っています。 

一般的に、安い釣竿は材料費が安い中国製のものを使用し、ブランク部分は一種類のカーボンファイバーだけで作られています。使う素材が少なく工数も増やせないため、これでは思い通りのアクションを作ることが出来ません。

一方、高級釣竿は例外なく日本製のカーボンファイバーを使用し、何種類ものカーボンを重ねることにより、材料の原価と工程数に比例して使用感を上げることが出来ます。

Onihimeでは、釣り竿のブランク部分は、日本製の三菱ケミカルと東レのカーボンファイバーを100%採用しています。これらは、宇宙航空機にも使用されているクオリティと安全性を兼ね備えた日本の最高峰ブランドです。

最高峰の素材を何種類も何層にも贅沢に重ね合わせて竿の調子(バランス)を細かく調整することで、理想のエビ釣竿を生み出しました。

----グリップに隠された秘話----

釣竿のグリップ部分は、高品質のアルミニウム合金をCNC加工という金属を削り出す技術で一本ずつ製作しています。

専門性が高く、技術者だけでなく高価で精密な機械が必要なため、従来、釣り竿のグリップを丸ごとアルミ合金で作ることは考えられてもいませんでした。

これが本当に難しく、高級釣り竿の部品を作っている金属加工会社を以てしても不良品が多く出すぎるので2倍の値段でもオニヒメが求める基準では作れないと言われてしまいました。

そこで、タイでよく一緒にエビ釣りに行く特殊な仕事をしている人物に相談をすることになります。

誰もが知っている世界の最高級ブランドの殆どのアクセサリー・鞄の金型を設計図から起こしてるフランス人です。ラグジュアリーブランドの細かなデザインを立体に起こして来た知見による、原因究明とアドバイスにより、本来不可能と言われた仕事が可能になりました。

グリップに刻まれたゴールドの装飾は、その人物のアイディアで完成した高級釣竿にふさわしいデザインです。また、言うまでもなく、道具としての傷が極めて付きにくい剛性も兼ね備えておりマットブラックでも傷の付かない特殊なメッキコーティングを行なっています。

----中間業者をゼロに----

これらの工程を豪運をもって一社で交渉出来た為、この圧倒的な低価格が実現出来ました。通常はこの価格で作ることは出来ません。

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